花王株式会社和歌山事業場と和歌山県立田辺高等学校生徒国際地域連携委員会の生徒の皆様方に、道普請を行っていただきました。場所は、熊野参詣道中辺路の式水付近にて行いました。
今回ご用意いただいた土は約4トン。土置き場での土入れ作業、土の運搬作業、補充箇所での整地作業を行っていただきました。土置き場から補充箇所までの距離は300〜400mほどありました。また、ずっと上り坂が続く場所だったので、土の運搬作業はかなり大変でした。それでも、40分程の時間で全ての土を運び終えることができました。一人5・6往復はしていただいたのではないかと思います。おかげで長い距離にわたって土を補充・整地することができました。
道普請作業が終わった後も、両団体様で一緒に活動をされました。班ごとに昼食をとり、そして語り部さんたちの案内のもと大斎原から湯峯温泉までの大日越えをされました。
花王株式会社和歌山事業場の皆様方は、今回で7回目の道普請となりました。参詣道の保全活動に継続してお取り組みいただき、誠にありがとうございます。田辺高校の皆様は、今回で3回目のご参加となりました。また、今回の道普請は、和歌山県世界遺産協議会の「次世代育成事業」の一環としてお取り組みいただきました。世界遺産講座を受講され、その後の現地学習の中で道普請を行いました。今回の活動を通して、花王株式会社の社員の皆様方と話をしたり、海外から来られているグローバルテクノスクール生の皆様方と英語で話をしたりと、貴重な体験ができたことと思います。花王株式会社和歌山事業場の皆様、田辺高校生徒の皆様、道普請ウォークにご参加いただき、ありがとうございました。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 00:00
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