2010年07月11日

セミナー 平成22年度第1回 「世界文化遺産が開いた地域の未来−地域再生の知恵」

 平成22年7月11日(日)、世界遺産熊野本宮館「多目的ホール」において、京都府立大学准教授 宗田好史さんをお招きして、第1回世界遺産セミナー 「世界文化遺産が開いた地域の未来−地域再生の知恵」を行いました。イタリアの世界遺産(文化遺産)「オルチャ渓谷」を中心に、いわゆる産業衰退地域における地域づくり、世界遺産を活用した地域再生策について、豊富な映像資料とともにお話し頂きました。  特に熊野本宮地域をモデルケースとして取り上げ、具体的な数値データをもとに今後の課題を明確にし、数多くの指針を述べられるなど、示唆に富む充実した内容でした。昨年度まで、登録資産の本質的価値の普及・啓発を主目的に、熊野地域を中心とした自然・歴史・文化を基軸とし世界遺産セミナーを開催してきましたが、今年度は「再考」・「温故知新」を意味する造語「彩興」を標語に掲げ、次世代への継承、登録資産の良好な保存及び本質的価値を熟知した適切な活用へと発展できるよう開催します。
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2010年03月14日

セミナー 第9回(2010/3/14)

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 世界遺産熊野本宮館「多目的ホール」において、和歌山県世界遺産センター辻林浩センター長によるセミナー「登録5周年を振り返り、今後の行方?」を行いました。
 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を特徴づける「文化的景観」。その保全に関して、@事実に基づく古道整備、A登録範囲(参詣道の連続性等)、B古道に関連する遺跡の整備、C古道の特質に合った標識の意匠・構造統一、D必要最低限であるべき便益施設などの具体的事例を通して、基本的な課題を分かりやすくお話し頂きました。また今後の行方として、@地域住民との協働、A観光とのバランス、B世界遺産の本質、C地域振興のあるべき姿など「紀伊山地の霊場と参詣道」の歴史・文化との関係から問題提起して頂きました。
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2010年02月14日

セミナー 第8回(2010/2/14)

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 世界遺産熊野本宮館「多目的ホール」において、和歌山県世界遺産マスター高野地域最年少水島亮介さん、熊野地域最年少須川亜紀さんによる世界遺産セミナー「最年少世界遺産マスターの挑戦〜架け橋として、文化の継承と多様性〜」を行いました。
 水島涼介さんは和歌山大学観光学部に在籍し、世界遺産の保全と活用について多様な観点からお話しいただきました。その後、ウォーキング・インストラクターとして熊野地域を熟知している須川亜紀さんをはじめ、世界遺産センター辻林浩センター長と世界遺産「熊野本宮館」松本純一館長に参加していただき、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の抱える問題点と今後の展望を討論し、世界遺産の本質的価値を十二分に堪能することができました。
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2010年01月17日

セミナー 新春特別企画(2010/1/17)

「伝統と優美〜熊野の深遠なる世界〜」
【第1部】「野中の獅子舞」 近野獅子舞団
【第2部】「写真で見る霊境の世界と今 〜熊野・大和幻視行の取材から〜」
      元朝日新聞カメラマン 塚原 紘さん

 世界遺産熊野本宮館「多目的ホール」において、登録5周年を記念し、新春特別企画「伝統と優美〜熊野の深遠なる世界〜」を開催しました。
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 第1部は、和歌山県無形文化財に指定されている「野中の獅子舞」を近野獅子舞団の方々に演じて頂きました。老若男女を問わず、セミナー参加者は皆、その迫力ある舞に魅せられていました。各演目ごとに近野獅子舞団の方から詳細な説明があり、獅子舞の由来など熊野の歴史・伝統に思いを馳せる素晴らしい一時でした。
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 第2部は、朝日新聞に連載されていた「熊野・大和の幻視行」において、カメラマンを担当されていた塚原紘さんにお話し頂きました。連載記事の背景にある熊野の深遠をどう写真で表現するかを考え、大変苦慮された取材秘話をユーモアをまじえながら興味深く説明して頂きました。熊野の映像美に心奪われ、瞬く間に時間が過ぎていった講演でした。
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2009年12月13日

セミナー 第7回(2009/12/13)

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 世界遺産熊野本宮館「多目的ホール」において、熊野自然保護連絡協議会 副会長 瀧野 秀二さんによる世界遺産セミナー「植物から見た世界遺産『「熊野』の四季」を行いました。
 熊野地方の植生・植物相の特徴など、基本的な事柄を分かりやすく説明して頂きました。
 また四季折々の草花の画像や昨年度発生した草花の盗掘など、時に興味深くまた時に悲哀をもって植物の大切さを幅広くお話し頂きました。
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2009年11月15日

セミナー 第6回(2009/11/15)

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 世界遺産熊野本宮館「多目的ホール」において、和歌山県文化財研究会理事 桑原 康宏さんによる世界遺産セミナー「熊野街道(古道)のヘチ」を行いました。
 「ヘチ」の初見にはじまり、「遍路」・「辺路」との関係など古文書から興味深くお話し頂きました。また、「大辺路」・「中辺路」・「小辺路」の「大中小」とは同じ基準で同じ時代に発祥したものではなく、距離の長短とは断定できないなど、今後更なる研究・検証が必要とお話し頂きました。
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2009年10月18日

セミナー 第5回(2009/10/18)

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 世界遺産熊野本宮館多目的ホールにおいて、日本地質学会会員後誠介さんによる世界遺産セミナー「日本の地質百選に選ばれた熊野の地質遺産〜玉置山と古座川弧状岩脈〜」を行いました。
 『地質遺産』とは何か?クイズ形式により理解を深め、玉置山霊域内の玉石社の正体が海底火山で出来た枕状溶岩であること、古座川弧状岩脈や熊野カルデラ火山の活動など多岐にわたって、幅広く説明して頂きました。また、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を「文化・歴史ゾーン」、「自然・地質ゾーン」などに区分することで、より世界遺産を身近なものにしたいと興味深くお話し頂きました。
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2009年08月23日

セミナー 第4回(2009/8/23)

20090823.JPG 世界遺産熊野本宮館多目的ホールにおいて、新宮市立佐藤春夫記念館館長辻本雄一さんによる世界遺産セミナー「文学と熊野〜辻原登の文学世界と熊野文化〜」を行いました。
 ドイツ訪問時の体験から、景観(街並み)に対する日本と欧米との意識の差、今後の世界遺産の保全と活用についての問題点を言及されたのち、辻原登氏の「許されざる者」を題材として、新聞小説の特徴、近代文学の本質論など幅広く説明して頂きました。
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2009年08月09日

セミナー 夏休み特別企画(2009/8/9)

20090809.JPG 世界遺産熊野本宮館多目的ホールにおいて、熊野自然保護連絡協議会 副会長 南敏行さんによる「虫の熊野信仰〜昆虫から知る熊野の自然〜」を行いました。
 熊野地域で特有の進化をしたマイマイ(カタツムリ)やカメムシなどのお話や熊野での昆虫の生息範囲が他の地域にない特殊なことなど、昆虫を通して熊野の自然の魅力を興味深くお話頂きました。また、お話の後、南さんの所有している昆虫の標本を見せていただき、参加者の皆さんも興味深く熱心に見られていました。
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2009年06月21日

セミナー 第3回(2009/6/21)

2009621.JPG 世界遺産センター交流空間において、新宮市立図書館 司書 山ア 泰さんによる世界遺産セミナー「明治・大正期の熊野〜産業と交通の視点から〜」を行いました。
 近代熊野地方の産業や交通は熊野川を中心に発展してきたことを、木材・水力発電・プロペラ船を例にあげ、熊野の経済発展と文化振興との関連などわかりやすく説明して頂きました。
 また、鳥居丈之助氏をはじめ、熊野に根ざす人物が日本各地で活躍していることを興味深くお話し頂きました。
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