2011年12月01日

保存活用団体連携促進研修(2011/12/01)

平成23年12月1日(木)和歌山県西牟婁郡すさみ町において、和歌山・三重・奈良各県から14団体・141名の参加のもと、保存活用団体連携促進研修事業(わかやま世界遺産地域交流会)を開催しました。この事業は、地域で活躍している参詣道保存団体、語り部団体の方々を対象に、日常活動している地域だけでなく、参詣道全体の理解や交流を深めるために平成18年度から実施しています。第1部では、すさみ町「ホテル・ベルヴェデーレ」にて、和歌山(高野・熊野・大辺路各地域協議会代表)、三重(熊野古道語り部友の会代表)、奈良(十津川鼓動の会代表)による活動状況等の発表を行い、熊野古道・大辺路「長井坂」の紹介がありました。第2部では、現地研修となる熊野古道・大辺路「長井坂」ウォークを行いました。大辺路は田辺市から海岸線に沿いに進み、熊野三山に至る道であり、奥駈をする修験者や西国巡礼を三十三回行う「三十三度行者」と呼ばれる専門の宗教者が辿る道でもありました。江戸時代以降は、信仰と観光を兼ねた人々の利用が知られています。本来の姿が良好に保たれている範囲は限られますが、海と山の織りなす美しい景観に恵まれた道です。この研修を通して、3県の交流が今後いっそう深まることを期待しています。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 00:00 | 保存活用団体連携促進研修