天神児童館様は今回で5回目となりましたので、道普請終了後に感謝状の贈呈を行いました。
参加してくれたのは小学生12名と、指導員3名の合計15名でした。説明の後、土のう袋に土を入れ始めたのを見て思わず、「そんなに入れて大丈夫か?」と心配しましたが、「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」と涼しい顔で応えてくれました。そして、大人顔負けの量を担いで、坂道を300mほど上っていきました。12名全員が持てる限界ぎりぎりの量を入れて担いでいくのを見ていると、子どもたちがとてもたくましく思えました。指導員の方も、「子どもたちは、よく頑張るでしょう。」と得意気に話してくれました。4回ほど往復して、0.5tの土を運び終えました。
土を固める作業では、たこを使って代わる代わる和気あいあいとやっていました。『結構重たいなあ』と言いながらも何回も持ち上げては地面に打ちつけていました。楽しそうで賑やかな様子でした。
今回参加してくれた子どもたちは、道普請は初めてと言っていました。過去の先輩たちの記録の上に1回を積み重ねて、今回5回目の感謝状となりました。先輩からバトンを受け継ぎ、今度は後輩につないでいくリレーがいつまでも続くことを願っています。今日は参詣道の保全活動に参加していただきありがとうございました。
道普請箇所

道普請前

道普請後

道普請作業@

道普請作業A

表彰の様子
posted by 和歌山県世界遺産センター at 10:37
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道普請