橋本市立柱本小学校6年生20名の児童の皆さんに次世代育成事業に参加していただきました。11月に入り高野山の紅葉も見頃を迎え、現地学習には最高の気候となりました。午前中は、高野町中央公民館で世界遺産入門講座を行いました。児童の皆さんが積極的に発言をしてくれたのでお互いにいい時間になったと思います。世界中にある世界遺産の話や、日本にある世界遺産の話ではうなずいてくれたり、手を挙げたりして答えてくれました。本日は、女人道で道普請にも取り組まれるので具体的に話させていただきました。
昼食を終えてから、バスで壇上伽藍に移動し、世界遺産マスターと合流し現地学習がスタートしました。壇上伽藍中門にある胸元に蝉ととんぼがとまっている四天王象の話では大変興味深く聞いていました。壇上伽藍にいたこともあり、13時頃の「大塔の鐘」の鐘つきを皆んなで見ることができました。観光客の方々が一斉に写真を撮っている姿が印象的でした。1日に5回鳴らされる鐘つきを見れるタイミングだったのでラッキーでした。現地学習終了後、大門付近で道普請を行っていただきました。土の量は0.5tで土置き場から200mほどのところで土の補充等をしました。児童の皆さんは初めての経験で楽しく取り組めたそうです。皆さんのおかげで女人道の維持・保全につながりました。ありがとうございます。
本日の学習の中で何か興味が湧いてくることがあったら更に事後学習で学びを深めてほしいと思います。これからも地域にある世界遺産や文化についてもっと触れていってもらえると嬉しいです。本日はありがとうございました。
壇上伽藍中門@

壇上伽藍中門A

金堂

壇上伽藍

鐘つき

道普請箇所

道普請土入れ

道普請土運び

道普請土固め
posted by 和歌山県世界遺産センター at 11:35
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次世代育成