2023年09月28日

那智勝浦町立那智中学校【次世代育成事業】2023/09/27

 那智勝浦町立那智中学校の1年生55名が参加しました。
午前中は、熊野本宮館にて世界遺産講座を行いました。那智勝浦町に登録されている資産について、実際に足を運んだことがない場所や初めて知る場所もあったそうで、今回の学習を機に少しでも地元の世界遺産について興味を持ってほしいと思いました。
 昼食後は、現地学習として道普請+古道ウォークを行いました。道普請箇所は、三軒茶屋跡から伏拝王子に向かって500mほど歩いた場所での活動となり土の量1tでした。自分で運べる分の土を土のう袋に入れて、1人当たり2〜3往復していただきました。距離が長く大変だったと思いますが、やり切った様子が印象に残っています。
 その後、世界遺産マスターと合流し、古道の説明をしていただきながら熊野本宮大社に向かいました。
 今回のプログラムをきっかけに、世界遺産について学び、世界に誇れる資産があることを次の世代に1人でも多くの方が伝え、保全について考えを深めるきっかけとなることを願っています。本日は、ありがとうございました。

道普請箇所
伏拝、三軒茶屋.PNG

世界遺産講座
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道普請の様子
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道普請後の様子
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 16:51 | 道普請

南山大学附属小学校【道普請】2023/9/28

 南山大学附属小学校様は、今回で7回目の参加で96名の方々が道普請に取り組まれました。4年ぶりの参加で(宗教的行事の一貫として)、2泊3日の世界遺産学習となりました。
 道普請箇所は、伏拝王子から三軒茶屋跡に向かって約400mほど歩いた場所での活動で土の量は0.5tでした。
 午前中、熊野本宮館で世界遺産入門講座を受講した後、バスで、伏拝王子に向かい、道普請の実施となりました。
 天気も良く、日差しが強い1日でしたが無事活動することができました。
 小学校5年生の児童が6班に分かれて、土のう袋に運べる分の砂を入れていました。今回はいつもとはやり方が違い、一度だけ土を運ぶ、ワンウェイ方式での取り組みとなるため、通常は何往復かするため、参加者の荷物はセンター職員が保管しますが、今回は各自リュックを背負ったまま、重さ約2kg〜8kgくらいの土を持つのは重たかったとは思いますが、グループみんなで協力しての取り組みであったため、楽しみながら土を運んだり、土を固める作業をしてもらうことができました。英語を話せる児童が通りがかった外国人に道普請の説明をして一緒に取り組む姿がとても印象に残っています。
 質問をする児童が多く、一生懸命目を見て話を聞く姿には私自身も勉強になりました。
 来年度も参加いただけるということでまたお会いできる日を楽しみにしています。本日はありがとうございました。

道普請箇所
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道普請前
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道普請後
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道普請様子
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 16:33 | 道普請

2023年09月24日

49−3即応予備自衛官有志【道普請】2023/09/24

 49-3即応予備自衛官有志様は、今回で9回目の取り組みで13名の方と一緒に道普請活動を行いました。大阪や和歌山市内、近いところだと串本町から来てくださいました。
 今回は、三軒茶屋跡から伏拝王子に向かって500mくらい歩いた場所での活動で、土の量は2tと通常よりも多い中、約2時間での作業となりました。
 普段から、訓練をされている方々なので、一回で運ぶ土の量がとても多くびっくりしました。土を入れた土嚢袋を3〜4個、リュックサックに入れて、多く運んだ方で10回近く運ばれていました。私自身も途中から土を運びましたがついていくのに必死でした。普段の道普請よりも土の量が多かったこともあり、6箇所に土を補充することができました。
 今回は、日曜日ということもあり、歩かれている方々が多かったように思います。道ゆく方々に、「ご苦労様です」、「ありがとうございます」という声をかけていただけて嬉しい気持ちとなりました。
 毎年、道普請活動に参加していただきありがとうございます。来年度もよろしくお願いします。

道普請前(下から)
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道普請前(上から)
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道普請後(下から)
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道普請後(上から)
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 15:12 | 道普請

海南高校大成校舎【次世代】2023/9/22

 今年度の次世代育成事業のスタートを飾ったのは、海南高等学校大成校舎の2、3年生21名の皆さんでした。
午前中、高野町中央公民館で世界遺産講座を実施しました。落ち着いた雰囲気で軽く頷いて話を聞いているのが印象的でした。
昼食後、高野山霊宝館に行き、世界遺産マスターの3名の方と合流し、国宝や重要文化財に指定されている彫刻や絵画、工芸品などを見学しました。マスターの方々から、ポイント毎に説明していただき生徒の皆さんにとっては有意義な時間になったことと思います。その後、壇上伽藍、金剛峯寺の現地学習も行いました。初めて知ることがたくさんあったと思うので覚えることが大変だとは思いますが、今日の学習をきっかけに世界遺産に興味を持ち、学校での更なる学習を進めていただくと共に、生徒の皆さんそれぞれが個人学習を重ねるなどより一層理解を深めてもらえることを期待しています。

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posted by 和歌山県世界遺産センター at 15:00 | 次世代育成

2023年09月09日

新明和工業株式会社【道普請】2023/9/9

 新明和工業株式会社様は、今回が3回目の参加で12名の方々が道普請に取り組まれました。
 道普請箇所は、高野参詣道女人道で大門から100mほど弁天岳に向かって、登った場所での活動で、土の量は1tでした。
 作業前日は、雨が少し降ったみたいですが、当日は晴れたので無事行うことができました。(道普請は雨が降って、地面に水たまりができると、土を固めることが難しくなりできない場合もあります。)
 土の量が1tあったこともあり、1人当たり5往復、多い人で8往復ほど土を運んでいただきました。これまでに何度か参加いただいている方からは、土置き場から道普請箇所までの距離が今までで一番長いから大変との感想もありましたが、約1時間ほどですべての土を運び、足やたこを使って土固めの作業にも取り組まれました。終わった時の、皆さんの、達成感みなぎる表情が印象的でした。
 私自身は、今回初めて、土置き場で土を土嚢袋に入れたり、現場管理をしたりしました。土を運んで戻ってきたときに土の量が初めのほうは減っているようには見えず、「土の量、増やしてますよね。」と冗談交じりの会話をしながら、皆さんとの交流を深めることができ、充実したものとなりました。
 また、お会いできるのを楽しみにしております。本日はお疲れさまでした。

道普請箇所
高野山女人道.PNG

道普請前@
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道普請前A
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道普請後@
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道普請後A
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道普請作業@
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道普請作業A
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 16:12 | 道普請

2023年09月01日

追手門学院大学【道普請】2023/8/29

 追手門学院大学様は、今回が初めての参加です。「ポストコロナ社会の新たな観光と関係人口の創出」をテーマに地域連携事業の一環として、和歌山県田辺市のフィールドワークや、当センターでの世界遺産学習の後、12名の方々での道普請の実施となりました。
 道普請箇所は、伏拝王子から三軒茶屋跡に向かって約400mほど歩いた場所での活動で、土の量は0.5tでした。
最近、天気が崩れる傾向があり、雨が降ったり止んだりという日が多かったのですが、今回は運よく雨が降ることなく活動をすることができました。
大学1年生〜大学3年生のフレッシュな学生さんが1人当たり4往復〜5往復ほど土を運んでいただきました。土置き場から道普請箇所まで距離が結構あるので大変だったかと思いますが、約1時間ほどですべての土を運びきることができました。その後、学生の皆さんはガイドさんの案内で熊野本宮大社まで古道ウォークを実施されました。
 私自身も学生さんと他愛もない話をしながら楽しく取り組むことができました。いろんな方々と交流を図れるのも道普請活動の魅力であると感じます。
 またお会いできる日を楽しみにしています。本日はありがとうございました。

道普請箇所
70番近く完成.png

道普請前
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道普請後
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道普請作業@
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道普請作業A
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道普請作業B
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 15:07 | 道普請