三軒茶屋跡から伏拝王子に向かって400mほど歩いた場所での段差箇所への土の補充活動となりました。前日の天気も良かったため、道普請をするには最高のコンディションでした。
KDDI御一行様が到着後、県世界遺産センターの多目的ホールにて道普請開会式が行われました。昼食後、語り部の皆さんの案内で熊野本宮大社旧社地の大斎原を見学し、道普請会場に向かいました。
参加者全員で準備体操をし、活動の説明を受けていただいてからスタートしました。土の量が2トンだったので1人当たり5往復ほど土を運んでいただきました。400mとは言え、登り坂を3〜4s/袋の土のう袋を両手に持って運ぶ作業であること、また、湿度・気温も上がっていたため皆さん汗だくでの活動となりました。
熊野古道を歩いていた2人組の外国人観光客が飛び入りで道普請に参加してくれたことはとても嬉しい出来事でした。海外の方々にも道普請の存在を知っていただければと思います。
約1時間の活動で今回は4箇所の土の補充を行うことができました。歩いている方々にも道普請の様子を知ってもらう機会になったと感じており、官民一体となったこのような活動を通して、熊野古道の保全及びその必要性を伝えていきたいと思います。本日はありがとうございました。
道普請場所
道普請開会式の様子

道普請の様子@

道普請の様子A
道普請前

道普請後

集合写真