2023年03月15日

和歌山退職者連合【道普請】2023/3/15

 和歌山退職者連合は2回目で、37名の方が参加してくださいました。
場所は三軒茶屋の本宮大社側に60mほど上ったところで、4か所に土入れを行ないました。現役を退いた方とは思えないほど、はつらつとした様子で土を運んでは固めてくださったおかげで、作業は30分ほどで済みました。通り過ぎる方から感謝の言葉をかけられることもあり、誇らしげな様子で作業に取り組んでくださいました。道普請は多くの方々のご協力のおかげで成り立っています。我々も感謝の気持ちを忘れず、良好な遺産を後世に継承していけるように努めていきたいと思います。
 なお、7月には現役の方々が来られるとのことで、楽しみにお待ちしております。
  道普請を実施する前         道普請を実施した後
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   道普請の様子
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 16:04 | 道普請

2023年03月14日

ファムツアー(観光振興課)【道普請】2023/3/13

 今回のファムツアーには、全国から13社15人の各社ご担当者が参加されました。道普請の土量は0.5トン、作業場は三軒茶屋跡を伏拝王子側に30mほど上った所です。主催者の県観光振興課の職員も加わり一緒に汗を流しました。
 道普請には、毎年全国から多くの企業がCSR活動で参加いただいています。世界遺産の保全管理は、各企業のCSRの目的と合致するところが多くあるように伺います。今後もより多くの方々にお越しいただけるような良好な世界遺産を次世代に継承できればと考えております。
  道普請を実施する前   
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  道普請を実施した後
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 11:01 | 道普請

2023年03月09日

JR西日本和歌山支社【道普請】2023/3/8

 JR西日本和歌山支社の10名の方が道普請に参加してくださいました。
 場所は大門近くの弁天岳入り口から120mぐらい上ったところで、土の量は0.8tほどでした。今回で11回目の参加となりますが、高野山での道普請は初めてで、上り坂がきついと漏らしながらも黙々と土を運んではしっかりと土を固めて下さいました。参加者は少なくても、何度も参加してくださったことがある強者ぞろいで、1時間ほどの作業でしたが、しっかりとした道普請ができました。ご協力ありがとうございました。
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 次回は11月に参加してくださるとのことです。お待ちいたしております。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 09:51 | 道普請

2023年03月06日

世界遺産マスター全体説明会(熊野)【道普請】2023/3/5

 前日の高野山での世界遺産マスター全体説明会に続き、本日は熊野での全体説明会の交流事業として約20名のマスターの方が参加されました。
 作業は30分ほど、大日越えの大社側の入り口から100mほどの石段を清掃しました。大日越えは、4月に行われる本宮大社の例大祭の「湯登神事」で、父親が稚児を肩に乗せて歩く道でもあります。山を下る人々が歩きやすいようにと、マスターさんたちの作業にも自然と熱が入っていきました。落ち葉やごみを拾い、草を刈り、覆土を取り除くと、美しい古道が姿を現しました。
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 今後もこの美しい世界遺産が次の世代に良好な状態で引き継がれていくことを願ってやみません。ご協力いただいたマスターの方々、ありがとうございました。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 09:16 | 道普請

2023年03月05日

世界遺産マスター全体説明会(高野)【道普請】2023/3/4

 和歌山県では、世界遺産の保全並び活用に民間の活力を生かすため世界遺産マスターを募集しています。今年度は、新たに14名の世界遺産マスターが誕生いたしました。
 本日の道普請は、毎年実施している世界遺産マスター全体説明会(高野)の交流行事として行ないました。新人マスターを含め、約30名のマスターの方が参加されました。作業は1時間ほどで、大門近くの弁天岳登り口から150mぐらい上がったところで土入れを行いました。まず、以前に作業をしたが土の量が不十分であった箇所に土を補充し、その後、新しく4か所に土を入れました。

 道普請を実施する前     道普請を実施した後
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 参加者の中には「今度この道を歩くときには、自分がこの道を保全したと人に言える」と誇らしげに語った方もいました。また、次世代育成事業にお力をお貸しくださっている方も「子供たちにももっと道普請に参加してほしい」とおっしゃっていました。今年度は次世代育成事業に参加した22校中8校が道普請に参加しましたが、今後もより多くの人が道普請に参加することで世界遺産を保全する意識を養う機会が増えればと思います。
 最後になりますが、「紀伊山地の霊場と参詣道」の適切な活用と保全のため、今後とも世界遺産マスターの方々のご活躍を期待しております。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 11:06 | 道普請