2022年11月30日

橋本市立恋野小学校【次世代】2022/11/24

 橋本市立恋野小学校の6年生8名が参加しました。
 高野町中央公民館で世界遺産講座を実施後、一の橋から弘法大師御廟に至る現地学習を行ないました。
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 恋野小学校は全校生徒が50人ほどの小規模だそうですが、その分、生徒間の距離が近く、仲良くまとまりながら、熱心に世界遺産マスターさんの話に耳を傾けていました。今回学んだことを忘れずに、今後も世界遺産の学習を続けていってほしいです。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 14:54 | 次世代育成

環境保全トレッキング【道普請】2022/11/19

 今年度3回目の環境保全トレッキングが行われ、約110名の方が道普請に参加してくださいました。
 場所は、熊野参詣道大辺路にあるタオの峠で行われました。入口の階段を上った先の道の傷みが激しいので、そこに土を入れて踏み固め、横断溝も復活させることができました。
 道普請を行なう前の様子    道普請を行なった後の様子
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 大辺路は、江戸時代に盛んに利用され始めた道で、田辺市から直接本宮大社に向かう中辺路とは異なり、海岸沿いの風光明媚な道で、文人墨客が好んで通ったといわれています。「タオの峠」は2016年に追加で登録された登録資産の一つで、元来は「なだらかな峠」という意味のようです。歩きやすくなったタオの峠を歩かれてはいかがでしょうか。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 14:02 | 道普請

橋本市立応其小学校【次世代】2022/11/17

 橋本市立応其小学校の5年生47名が参加しました。
 午前は高野町中央公民館で世界遺産講座を実施後、壇上伽藍から金剛峯寺に至る現地学習を行い、午後は高野参詣道女人道の転軸山の上り口で道普請を実施しました。
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 応其小学校は、豊臣秀吉の高野山焼き討ちを防いだ応其上人にゆかりのある学校です。高野山は身近な存在でしょうが、道普請は初めての体験で、「疲れたけれど楽しかった」という声が聞こえました。今回の経験が世界遺産を自分たちで守っていく気持ちを培っていくことにつながることを願ってやみません。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 11:52 | 次世代育成

東京学芸大学付属高等学校【道普請】2022/11/16

 東京学芸大学付属高等学校の2年生302名が修学旅行の一環として今回初めて道普請に参加してくださいました。300名という大人数での参加は近年稀にみる規模です。
 場所は水吞王子跡と式水茶屋跡のちょうど中間に位置する66番道標のあるあたりです。土は2トンほどでしたが、生徒たちは土嚢袋に入れた土を難なく持ち上げて力強く運んでいき、落とした土を踏み固めてくれました。おかげで、大変美しい道が出来上がりました。
道普請を実施する前
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道普請を実施した後
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 今回初めて訪れる和歌山県で「美しい熊野古道の魅力を堪能しながら、同時に世界遺産の保全に参画するという意義深い経験をさせていただいた」とのお言葉をいただきました。これを機にご縁がつながって、今後もこちらに来られることを願ってやみません。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 11:51 | 道普請

株式会社ヤマップ【道普請】2022/11/13

 株式会社ヤマップさんは一般の方を含めて21人が参加してくださいました。
 当日はあいにくの雨で、土入れはできませんでしたが、代わりに、土や落ち葉の詰まった側溝や横断溝の清掃を行いました。今回はYouTuberのこつぶちゃんも参加して、溝清掃に力を貸してくださいました。
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 ヤマップさんは、「DOMO支援プロジェクト」の名のもと「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全活動のために広くお金を募り、寄付してくださいました。そのお金は道普請に必要な道具類の購入に充てました。ご支援くださった方々やヤマップの関係者の方々に厚くお礼を申し上げます。

 参考URL:https://yamap.com/support-projects/496
posted by 和歌山県世界遺産センター at 11:31 | 道普請

一般社団法人 さわかみ財団【道普請】2022/11/12

 さわかみ財団様は今年度は4回目の参加で、約20名の方が参加してくださいました。
 これまでさわかみ財団様はすべて中辺路での実施のみでしたが、今回は初めて高野参詣道の町石道40町石付近での道普請となりました。数年前から道普請は行なっていましたが、側溝や横断溝が機能せずに、路面の土が洗堀されている状況であったため、側溝と横断溝を復活させるべく枠組から作り直し、溝に入り込んでしまった土を掘り出して路面に埋めるという作業をしていただきました。半日がかりの骨の折れる作業でしたが、見違えるように溝が復活しました。排水機能が回復して、路面の洗堀が今後少なくなればよいです。
 また、今回で合計25回目の参加となりましたので、感謝状の贈呈も行われました。現在までに参加していただいている団体の中では最多回数となります。これからも引き続き世界遺産の保全活動にご協力いただき、「日本の宝」を未来に受け継いでいってほしいと思います。
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 11:30 | 道普請

和歌山市立楠見西小学校【次世代】2022/11/11

 和歌山市立楠見西小学校の5・6年生49名が参加しました。
 事前に学校で世界遺産講座を実施し、当日の午前は一の橋から弘法大師御廟に至る現地学習を行い、午後は高野参詣道女人道の転軸山の上りで道普請を実施しました。
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 高野山に来る前は心理的にも遠い存在であったようですが、世界遺産マスターさんの丁寧な説明を聞いて高野山について深く知り、事前学習で道普請の意義を学習したうえで、実際に大変な作業を経験することで、自分たちで世界遺産を守っていくということがどういうことが実感ができたようです。今回の経験が今後の成長の中で活かされることを願ってやみません。

 道普請を実施した後の様子
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 11:00 | 次世代育成

海南市立内海小学校【次世代】2022/11/10

 海南市立内海小学校の6年生28名が参加しました。
 世界遺産熊野本宮館で世界遺産講座を実施後、三軒茶屋跡から熊野本宮大社までを歩きました。
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 これまではぼんやりと知っていただけの「熊野古道」を実際に歩いてみて、その受け継がれてきた文化などを実感して自分が受け継いでいきたいと思う生徒や、いつかは古道を全部歩いてみたい、保全活動にも参加してみたいなど、さらに関心を深めた生徒もいたようです。次世代育成事業が一人一人の生徒の興味・関心を広げるきっかけになれたならありがたいことです。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 10:34 | 次世代育成

橋本市立西部小学校【次世代】2022/11/8

 橋本市立西部小学校の6年生30名が参加しました。
 午前は高野町中央公民館で世界遺産講座を実施後、一の橋から弘法大師御廟、午後は壇上伽藍から金剛峯寺に至る現地学習をしました。
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 高野山の敷地で重要な場所は、大別して2つあります。1つは弘法大師やそのお弟子さんたちが修行をする場である壇上伽藍、もう1つは多くの供養塔が建てられている奥の院です。どちらも高野山という霊場の大切な場所で、児童たちはその両方に触れることで、高野山の歴史とその厳かな雰囲気を実感できたものと思います。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 10:31 | 次世代育成

2022年11月25日

橋本市立清水小学校【道普請】2022/11/7

 今回は橋本市立清水小学校の6年生約15名が道普請に参加してくださいました。清水小学校は以前から次世代育成事業には参加していましたが、道普請に参加するのは今回が初めてです。
 高野参詣道女人道の転軸山の上り口付近は、昨年度に引き続き重点的に道普請を行なっている箇所です。
 児童たちは額に汗して重い土嚢袋を運び、洗堀された路面に土を落としてしっかりと踏み固めました。作業終了後、「疲れた」という声とともに「楽しかった!」という声も聞こえてきたのが印象的でした。道普請の活動は、道の保全はもちろんのこと、実際に世界遺産に触れてその価値に気が付く機会を提供するという目的ももっています。児童たちのすがすがしい顔付きに、自分たちの世界遺産へ愛着が芽生えていたならば、大変喜ばしいことです。
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posted by 和歌山県世界遺産センター at 17:30 | 道普請