さわかみ財団様18名の参加者は、大日越の道普請に取り組みました。大日越は熊野本宮大社と湯峯温泉を結ぶ山越えの古道です。また、ここは、例大祭幕開けの「湯登神事」(県無形民俗文化財)の舞台でもあります。稚児を肩車した父親にとっての古道は、難儀もまた楽しかろう・・でも、長年の風雪に耐えてきた古道の蹴上がりは高く、歩くにはきつくなった所が多くあります。
そこで、今回の作業は洗堀されて高くなった蹴上がり箇所を中心に土入れを行っていきました。参加者たちからは、神事のお役に立てるのであれば嬉しいとの声が聞かれました。あとは大祭を待つばかりです。
さわかみ財団の皆様は、来月にも道普請を予定されています。大日越の継続作業をよろしくお願いいたします。

posted by 和歌山県世界遺産センター at 10:42
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道普請