ここには、発心門王子から伏拝王子へ向かう道中、行き倒れた参詣者を供養したと言われる道休禅門地蔵が佇みます。冬場には地元の人が蓑をかぶせてあげます。この日も、私たちを暖かそうな姿で迎えてくれました。
今回のファムツアーには、全国から8社12人の各社ご担当者が参加されました。道普請の土量は1トン、作業場は古道を水吞王子に向かって50mほど上った所です。アテンドの県観光振興課の職員も加わり一緒に汗を流しました。道普請には、毎年全国から多くの企業がCSR活動で参加いただいています。世界遺産の保全管理は、各企業のCSRの目的と合致するところが多くあるように伺います。これからも皆様に愛される世界遺産であり続けたいと思います。