熊野本宮館で世界遺産講座を受け、世界遺産の概要、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産としての価値などについて学んだ後、世界遺産マスターさんの案内により三軒茶屋跡から本宮大社までを現地学習のコースとして歩きました。また、その途中で落ち葉や泥土の溜まった溝を清掃するなどの道普請もしました。本宮地域は雨量が多く、雨水をはける溝がないと古道の土を洗掘してしまいます。従って、世界遺産の良好な状態を後世に伝えるために、定期的な道普請が必要になるのです。
本日体験したさまざまなことが今後の学習の手助けとなれれば幸いです。