新宮市立熊野川小学校(5,6年生12名)の皆さんは、昨年度に引き続き道普請活動に参加してくれました。
同校は昨年度から、卒業記念活動として古道整備に取り組んでいます。そのことで、日頃の学習に世界遺産をテーマに設定したり、最近では小雲取越も歩き世界遺産の価値を学習したとのことでした。この日は、発心門王子から水呑王子、式水茶屋、伏拝王子、三軒茶屋、祓殿王子、熊野本宮大社まで約7km間の古道ウォークを楽しみました。その途中、式水茶屋跡、伏拝王子跡周辺で側溝掃除(道普請)を行いました。時々見られた土に埋もれた溝、落ち葉が想像以上に積もった溝に驚きの表情を見せながらも、根気よく頑張ってくれました。これからもこの経験を生かし、世界遺産の保全に取り組んでくれることを心より期待します。