2019年05月26日

JT熊野古道を歩く道普請のなかまたち 様【道普請】2019/5/26

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 「JT熊野古道を歩く道普請のなかまたち」の皆様方に、熊野参詣道中辺路女坂にて道普請を行っていただきました。作業内容は、石畳再生。山土に覆われ姿が見えなくなってしまった石畳を掘り出し再生するというものでした。作業箇所まで作業資材を持って上がりました。昨年度作業をした場所の少し上の場所での作業となりました。
 作業場所に着くと、まずは落ち葉や枯れ枝を掃き、そして作業を開始しました。職員の指導の下、それぞれピックやホウなどを手に、石の上に積もっている土砂を取り除いていきました。皆様慣れた手つきで、作業をされていました。
 日本たばこ産業株式会社様は、大阪支社の皆様方が、4年前まで熊野参詣道中辺路女坂にて「熊野古道石畳再生プロジェクト」に取り組まれていました。そして、3年前からは有志の皆様方で活動を続けてくださっております。
 参詣道の保全活動に継続してご協力いただき、ありがとうございます。次回は長尾坂? 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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2019年05月25日

日本電通株式会社【道普請】2019/5/25

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 日本電通株式会社の皆様方に、高野参詣道女人道(お助け地蔵付近)で道普請を行っていただきました。内容は、雨水により土が削られ流されてしまった所への土の補充及び整地作業でした。
 用意いただいた土は、約2トン。まずは、土置場にて土嚢袋への土入れ作業をしていただきました。そして、土の入った土嚢袋を、約150m離れた補充箇所まで運んでいただきました。何度も何度も往復して運んでいただき、全ての土を補充することができました。土を補充した所は、たこを使って締め固めます。その作業も皆様に行っていただきました。
 日本電通株式会社の皆様方の道普請への参加は、今回で7回目となりました。参詣道の保全活動への継続した取り組みに、深く感謝いたします。またのお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。
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道普請前
道普請後
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2019年05月24日

三菱電機株式会社冷熱システム製作所様【道普請】2019/5/24

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 三菱電機株式会社冷熱システム製作所の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝)で道普請を行っていただきました。内容は、雨水により土が流れてしまった箇所への土の補充及び整地作業でした。
 参加された皆様方は、まず世界遺産熊野本宮館にて出発式を行い、その後参詣道ウォークをスタートしました。大斎原へ行き、そこから大日越、赤木越をされ、船玉神社付近にて昼食となりました。そこから発心門王子跡へと上がり、伏拝王子跡まで歩かれ、そこからの道普請でした。
 土を土嚢袋に入れる作業、作業箇所まで運ぶ作業、補充した土を固める作業をそれぞれしていただきました。今回は、約3トンの土を補充していただきました。道普請の後は、熊野本宮大社まで歩き、世界遺産熊野本宮館へと戻って来られました。道普請の際の土嚢袋を持っての往復も考えると、20km以上は歩かれたことになります。とてもハードな道普請ウォークでしたが、皆様若者らしい溌剌とした動きで活動してくださいました。
 同社の道普請へのご参加は、今回で7回目になります。参詣道の保全活動に長きにわたり継続してお取り組みいただき、誠にありがとうございます。またのお越しを心よりお待ちしております。
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道普請前
道普請後
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2019年05月19日

KDDI株式会社様【道普請】2019/5/19

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 KDDI株式会社の皆様方に、熊野参詣道中辺路(祓殿)で道普請を行っていただきました。18日土曜日に行う予定でしたが、雨天のため、翌19日に行うことになりました。先日入れた山土を保護するために、約2トンの土を上に被せる作業を行っていただきました。
 まず、世界遺産熊野本宮館から祓殿石塚のところまで歩いて上がりました。上り坂が続き、これだけでも体力を使います。土置場付近にて、作業内容についての説明を聞いていただいた後、道普請の開始となりました。土嚢袋に入った土を持ち、100mほど参詣道を歩いて運んでいただきました。約2トンの土を全て運び終えるまで、作業は続きます。何度も往復していただきました。土を入れた場所では、たこで土を突き固める作業もしていただきました。また、溝にたまっていた土や落ち葉を取る作業もしていただきました。
 KDDI株式会社様の道普請は今回で5回目ということで、開会式の際に感謝状を贈呈させていただきました。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全活動に継続してお取り組みいただき、誠にありがとうございます。今後とも保全活動へのご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後
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2019年05月16日

富士古河E&C株式会社様【道普請】2019/5/16

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 2日目の土量は、約5トン。今回は、普段の道普請で入れている真砂土とは違い、熊野本宮の山土を参詣道に補充しました。
 世界遺産に登録されている参詣道は、世界遺産である前に、国の文化財指定を受けています。文化財指定された時の状態を保存するために、参詣道の上に保護層として真砂土を入れています。その真砂土をもともとの参詣道の高さ近くまで入れることができ、自然転圧によってしっかりと固めることができたところから、その上に山土を入れ、修復したことが分かるようにした上で本来の参詣道の姿に戻していきます。今回は、世界遺産センターでの道普請でも初めての山土を被せる作業でした。
 午前9時過ぎに世界遺産熊野本宮館を出発し、祓殿の道普請箇所まで歩いて上がりました。急な上り坂で、現場に行くだけでも体力を要しました。作業を開始し、土嚢袋への土入れ作業、作業箇所までの運搬作業を、班で交代しながら行っていただきました。昼食を挟んで午後3時まで作業を行いました。おかげで長い区間にわたって参詣道に山土を補充することができました。歩かれる人にとっても、非常に歩きやすくなりました。
 参加された皆様は、翌日、語り部さんとともに発心門王子跡から熊野本宮大社まで約7kmの熊野古道ウォークをされました。初夏の熊野を満喫していただけたことと思います。また、式水・伏拝・祓殿のそれぞれ皆様に直していただいた場所を通った際には、自分たちで行った作業に対して大きな充実感を感じられたのではないでしょうか。
 富士古河E&C株式会社様には、毎年、新入社員研修として道普請ウォークにご参加いただいております。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全活動にお取り組みいただき、誠にありがとうございます。またのお越しを、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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道普請前
道普請後
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2019年05月15日

富士古河E&C株式会社様【道普請】2019/5/15

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 富士古河E&C株式会社の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝・式水・祓殿)で2日間にわたって道普請を行っていただきました。
 まずは、一日目。午前中に作業を行っていただきました。伏拝口バス停から伏拝王子跡へと歩いて上がり、約2トンの土の補充作業をしました。土を補充した場所は、伏拝王子跡近くの土置き場から30mほど本宮大社方向へ行ったところでした。土嚢袋への土入れ作業や、土の入った土嚢袋を作業箇所まで運ぶ作業、土を補充した所を固める作業など、それぞれ班ごとに分担して行っていただきました。
 2トンの土の補充作業の後は、式水へと場所を移動し、溝の整備作業を行いました。参詣道を雨水から守るための溝に使用している材木が朽ちてきていたため、その交換作業をしていただきました。杭を半分に割る作業や杭を打つ作業等も体験していただきました。おけげで、約20mの区間の溝を整備することができました。ありがとうございました。
 二日目は、次の記事にて。
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道普請前
道普請後
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2019年05月14日

南海電気鉄道株式会社様【道普請】2019/5/14

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 南海電気鉄道株式会社の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝〜祓殿間)で道普請を行っていただきました。
 予定では、伏拝王子跡付近にて土の補充作業を行うことになっていましたが、生憎の天気のため、急遽側溝や横断溝の清掃活動を行っていただくことになりました。側溝や横断溝には小石や土、落ち葉などが溜まっていました。ホウや熊手を手に、溝を丁寧にきれいにしていただきました。伏拝王子跡から三軒茶屋跡までの約1kmの間のすべての溝をきれいにしていただきました。雨の中での作業で大変だったと思いますが、おかげで雨水が参詣道に溢れ参詣道を傷めてしまうのを防ぐことができます。
 今回の道普請ウォークは、新入社員研修の一環として行っていただきました。また、南海電気鉄道株式会社様の道普請は、今回で13回目になります。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全活動に長きに渡り継続してお取り組みいただき、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後
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