今年度のわかやま世界遺産地域交流会(保存活用団体連携促進研修事業)は、かつらぎ町にて開催されました。20団体・160名の皆様にご参加いただき、午前中はかつらぎ町総合文化会館で、午後からの現地研修は、三谷坂・丹生都比売神社にて行いました。
この事業は、地域で活躍している参詣道保存団体・語り部団体の皆様方を対象に、日常活動している地域だけでなく、参詣道全体の理解と各団体相互の交流を深めるために平成18年度から実施しています。かつらぎ町での開催は、初年度の平成18年以来2度目となります。
午前中は、講演会(演題:『丹生都比売神社と高野山』 講師:丹生都比売神社宮司/丹生晃市氏)を実施いたしました。
午後からの現地研修は、「三谷坂」(丹生酒殿神社から丹生都比売神社まで)を歩くコースと、丹生酒殿神社と丹生都比売神社を散策するコースの2コースに分かれて行いました。三谷坂を歩くコースは、7班編成で、それぞれの班ごとに高野地域で活動されている団体の方々に案内をしていただきながら歩きました。丹生酒殿神社と丹生都比売神社を散策するコースは3班編成で、それぞれ高野地域で活動されている方々に丹生酒殿神社をご案内いただきました。また、丹生都比売神社では丹生宮司よりお話を聞かせていただきました。
本事業の開催にあたりご支援いただきました関係者の皆様方に、あらためて感謝申し上げます。また、ご参加いただきました各団体の益々のご発展と各団体の皆様方の益々のご活躍を心よりお祈りいたします。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 00:00
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保存活用団体連携促進研修