和歌山市立大新小学校のみなさんに、高野参詣道女人道(大門付近)で道普請を行っていただきました。
土置き場から土のう袋に入った土を持ち、大門のところを通り女人道の土を補充するところまでの約100mを歩いて運びました。たくさんあった土のう袋も、元気いっぱいな姿で運び続けるみなさんの力で、約30分で全て運び終えました。何度も行ったり来たりしてたいへんだったと思いますが、最後までよくがんばっていました。
土を入れた場所では、今度は「たこ」を使って固める作業が始まりました。重たい「たこ」を持ち上げては土を突き、しっかりと固めました。みんなで交代しながら、土を入れたところをすべて固めました。ドンドンっといういい音を立てていました。また、足ぶみをして固めてくれている子もいました。
でき上がった後は、みんなで直した道をバックに記念写真を撮りました。世界遺産に自分の手を加えるという貴重な体験ができ、良い思い出になったことと思います。また、一人ではできないようなことも、みんなで力を合わせればすごいことができる。そういうことも体感できたのではないかなと思います。
参詣道を守る活動に協力していただき、ありがとうございました。
posted by 和歌山県世界遺産センター at 00:00
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道普請