2018年05月27日

株式会社紀伊民報・AHIYADEVI校【道普請】2018/05/27

 株式会社紀伊民報の皆様方とインドのAHIYADEVI校の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝)で道普請を行っていただきました。内容は、雨水により土が流れてしまった箇所への土の補充及び整地作業でした。
 初めに紀伊民報の皆様方に土嚢袋への土入れ作業を行っていただきました。お子さんたちも、はりきってスコップで土をすくい、土嚢袋へ入れてくれていました。AHIYADEVI校の皆さんが到着した後、いっしょに土の運搬作業や整地作業をしていただきました。また、AHIYADEVI校と交流するために来ていた田辺高校の生徒さん3名もいっしょに作業をしていただきました。
 土置き場から作業場所までは、約120m。何度も往復していただき、約2トンの土を無事に補充することができました。補充したところは、たこでドンドンと突き、しっかり固めていただきました。AHIYADEVI校の皆さんは、それぞれ二人でたこを持ち、息を合わせて突いて固めていました。
 株式会社紀伊民報の皆様は、今回で7回目の道普請でした。いつも参詣道の保全活動にご協力いただき、ありがとうございます。また、AHIYADEVI校の参加者の方は、「今回日本に来て紀伊山地の霊場と参詣道を直接見ることができ、とても感動しました。」とおっしゃってくれていました。道普請、そして「紀伊山地の霊場と参詣道」が日本での良い思い出になってくれれば幸いです。
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道普請前
道普請後
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2018年05月26日

Faithグループ【道普請】2018/05/26

 Faithグループの皆様方に、熊野参詣道小辺路(八木尾)で道普請を行っていただきました。
 作業内容は、朽ちて傷んでしまっている階段の横木やそれを止めている杭の交換作業でした。傷んだ横木を抜き、そこへ新しい横木を入れ、杭を打ち込みます。固いところが多く、杭打ちは大変な作業でした。階段の窪んでいる所に山土を入れ地面を平らにしたり、杭の出ている部分をのこぎりで切ったり、歩かれる人が歩きやすいようにと気を配りながら丁寧に作業をしてくださいました。約2時間にわたり作業いただき、多くの箇所を直していただきました。
 Faithグループの皆様方は、今回で5回目の道普請ウォークへのご参加となりました。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全活動への継続した取り組みに心から敬意を表し、作業後に感謝状をお贈りいたしました。
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道普請前
道普請後


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2018年05月25日

三菱電機株式会社冷熱システム製作所【道普請】2018/05/25

 三菱電機株式会社冷熱システム製作所の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝)で道普請を行っていただきました。
 内容は、雨水により土が流れてしまった箇所への土の補充及び整地作業でした。参加された皆様方は、午前中大斎原を出発し、大日越、赤木越を歩かれました。昼食後、船玉神社から伏拝王子跡までを歩き、そこからの道普請でした。土を土嚢袋に入れ、作業箇所まで運んでいただきました。土置き場から作業箇所までは100m程ありました。そこを何度も往復して運んでいただきました。袋いっぱいに入った土はかなりの重量がありましたが、皆様どんどん土を運んでおられ、2tあった土もあっという間に全て運び終えました。朝からたっぷりウォーキングをされた後とは思えない動きでした。
 同社の道普請へのご参加は、今回で6回目になります。参詣道の保全活動への継続した取り組みに、深く感謝いたします。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後

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2018年05月19日

KDDI株式会社【道普請】2018/05/19

 KDDI株式会社の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝)で道普請を行っていただきました。明け方まで降っていた雨で実施が危ぶまれましたが、午後までには水も引き、無事に道普請を行うことができました。
 内容は、雨水により土が流れてしまった箇所への土入れ・整地作業でした。伏拝王子跡近くの土置き場から約200mの地点と約450mの地点の2か所へ計5トンの土を補充していただきました。94名の皆様方に、土置き場から土の補充箇所まで何度も往復していただき、1時間余りですべての土を補充することができました。昨年に比べると土置き場からかなり遠い場所で、しかも階段の上り下りもありましたので、かなり大変な作業になったかと思いますが、おかげで参詣道の元の高さ近くまで土を補充することができました。
 KDDI株式会社の皆様方の道普請ウォークへのご参加は、今回で4回目になります。継続した取り組みに、深く感謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後
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2018年05月17日

富士古河E&C株式会社【道普請】2018/05/17

 2日目の17日は、朝から道普請を行いました。前日に土を補充した個所のさらに下の所に土を補充していただきました。2日目の土量は、約5トン。午前9時半から作業を開始し、昼食を挟んで午後3時まで作業を行いました。両日とも日差しがきつくかなりハードな作業となりましたが、おかげで長い区間にわたって参詣道の元の高さ近くまで土を補充することができました。歩かれる人にとっても、非常に歩きやすくなりました。
 参加された皆様は、翌日、語り部さんとともに発心門王子跡から熊野本宮大社まで約7kmのウォーキングをされました。初夏の熊野を満喫いただけたことと思います。また、ウォーキングの途中には、皆様方が道普請をした所も通られました。保全活動を行ったやりがいのようなものもさらに肌で感じていただけたのではないかと思います。
 富士古河E&C株式会社様には、昨年度から新入社員研修として道普請ウォークにご参加いただいております。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全活動にお取り組みいただき、誠にありがとうございます。またのお越しを、心よりお待ちしております。
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道普請前
道普請後
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2018年05月16日

富士古河E&C株式会社【道普請】2018/05/16

 富士古河E&C株式会社の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝)で2日間にわたって道普請を行っていただきました。作業内容は、雨水により土が削られてしまった箇所への土の補充及び整地作業でした。
 16日の午前中は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」についてや「熊野三山について」の講座を受講していただきました。午後からは熊野参詣道に場所を移し、道普請を行っていただきました。伏拝王子跡に到着すると、まずは道普請に使用する資材を作業個所まで運び、横木の設置や杭打ち作業をしていただきました。また、土置き場では、土嚢袋への土入れ作業をしていただきました。今回土を補充した場所は、土置き場から約450m。道普請ウォークでも土置き場から最も遠い場所での作業となりました。
 1日目の土量は約3トン。37名の皆様で、何度も往復していただき、すべての土を補充することができました。また、補充したところは「たこ」を使って、しっかりと固めていただきました。
 17日へつづく・・・
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道普請前
道普請後

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2018年05月12日

市川国際奨学財団【道普請】2018/05/12

 市川国際奨学財団の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝)で道普請を行っていただきました。作業内容は、雨水により土が削られてしまった箇所への土の補充及び整地作業でした。
 参加された皆様は、語り部さんとともに伏拝口バス停から熊野本宮大社までを歩かれました。その行程の中で伏拝王子跡付近にて道普請を行っていただきました。
 補充していただいた土は、約2トン。土置き場から作業箇所までは約200mありました。土嚢袋を担いで皆様で何度も往復していただきました。土を補充したところは、たこ(土を固める道具)を使って、皆様で交代しながら固めていただきました。熱心に且つ楽しみながら保全活動に取り組まれている皆様の姿が印象的でした。
 参加者の皆様は、様々な国から日本へ留学に来られている方々でした。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」についてや参詣道の歴史についての話も熱心に聞いておられました。日差しの厳しい中での作業でしたが、参詣道の保全活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。
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道普請前
道普請後
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2018年05月08日

南海電気鉄道株式会社【道普請】2018/05/08

 南海電気鉄道株式会社の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝)で道普請を行っていただきました。
 予定では土の補充作業を行うことになっていましたが、雨天のため溝の清掃作業を行っていただくことになりました。
 前日の大雨により、側溝や横断溝には落ち葉がたくさん溜まっていました。ホウや鋤簾を手に、溝に溜まった落ち葉や土を丁寧に取っていただきました。伏拝王子跡から熊野本宮大社方面へ向かって約600mの区間のすべての溝をきれいにしていただきました。雨の中での作業で、体が冷え大変だったと思いますが、おかげで雨水が参詣道に溢れ参詣道を傷めてしまうのを防ぐことができます。
 参加者の皆様は、新社会人らしい溌刺とした姿で、仲間と協力し合いながら作業をされていました。南海電気鉄道株式会社様の道普請は、今回で11回目になります。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全活動に継続してお取り組みいただき、心から感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後
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