2018年04月28日

ユニー株式会社【道普請】2018/4/28

 ユニー株式会社の皆様方に、熊野参詣道中辺路(祓殿付近)にて道普請を行っていただきました。内容は、雨水により土が削られてしまった箇所への土入れ及び整地作業でした。
 参加された皆様は、名古屋からバスに乗り、熊野本宮までいらっしゃいました。平岩口バス停でバスを降り、そこからまずはウォーキング。熊野参詣道中辺路と小辺路の合流点である三軒茶屋跡へと上がり、熊野本宮大社へと向かいました。お子さんたちも、みんな元気よく歩いていました。
 道普請現場に到着すると、まずは道普請についての説明を聞き、そして作業を開始しました。土嚢袋に入った土を皆様で運んでいただきました。土置場から作業箇所までは約100m。約1トンの土を皆様で協力して運んでいただき、無事すべての土を補充することができました。補充した箇所の整地作業も体験していただきました。土を固める「たこ」という道具は7kgほどの重さがありますが、お子さんたちも一生懸命持ち上げてトントンと固めてくれました。
 道普請終了後は、熊野本宮大社へと向かって、ウォーキングを再開されました。
 ユニー株式会社の皆様方は、今回で3回目の道普請ウォークへのご参加でした。親子連れのお客様を招き環境保全活動バスツアーとして道普請ウォークへご参加いただきました。また、 ユニー株式会社様は、家庭で不要になった羽毛布団を店頭で下取り回収しダウンジャケットなどにリサイクルする企画を実施し、この下取り収益金と、下取り枚数に応じて配付した割引券の利用1枚につき割引金額の1%を積み立て、今年度も和歌山県(世界遺産協議会)にご寄付いただきました。
 参詣道の保全活動に多大なるご協力いただき、誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後

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2018年04月27日

和歌山県立串本古座高等学校【道普請】2018/4/27

 串本古座高等学校2年C組の皆さんに、熊野参詣道大辺路富山平見道・新田平見道にて清掃活動を行っていただきました。富山平見道は、約200mにわたり石畳の道が残っており、大辺路の中でも最も石畳が残っているところです。また、新田平見道は、50m以上にわたって幅広い石段と石畳が残っているところです。
 参詣道の上に落ちた落ち葉や枯れ枝を竹ぼうきを使って掃いていただきました。25日にまとまった雨が降り、また風も強かったこともあり、参詣道上にはたくさんの落ち葉や枯れ枝がありました。また、雨水により流された山土が溜まっている所もありました。皆さんで協力して掃いていただき、石畳の部分を含め、参詣道をきれいにしていただきました。
 今回の活動は「春の遠足」で、皆さんは田並駅を出発し、江田の浦氏住居跡や江田海岸などを見学しながら和深駅まで歩かれました。ご協力いただいたガイドさんたちに詳しく案内をしていただき、串本の自然や文化、歴史について直接肌で感じ取りながら学ぶことができたのではないでしょうか。
 串本古座高等学校の皆様、参詣道の保全活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。
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道普請前
道普請後

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2018年04月21日

JT熊野古道を歩く道普請のなかまたち【道普請】2018/4/21

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 JT熊野古道を歩く道普請のなかまたちの皆様方に、熊野参詣道中辺路女坂にて道普請を行っていただきました。
 作業内容は、山土に覆われ姿が見えなくなってしまった石畳を、掘り出し再生するというものでした。作業箇所までは、急な上り坂が続きます。そこを15分ほど作業資材を担いで登りました。作業箇所に着くと、石畳の隠れていそうなところを見つけ、職員の指導の下、それぞれピックやホウなどを手に、石の上に積もっている土や石を取り除いていっていただきました。石敷きの石を見つけそれを掘り出し、きれいに掃いて元の石敷きに戻す作業は、やってみると非常に楽しくやりがいのあるものです。思っていたところよりもかなり深い位置に石敷きが見つかったり、作業をしながらも驚きの連続でした。2時間以上に渡って作業を行っていただきました。
 日本たばこ産業株式会社様は、大阪支社の皆様方が3年前まで、本日道普請を行った熊野参詣道中辺路女坂にて「熊野古道石畳再生プロジェクト」に取り組まれていました。一昨年度からは、有志の皆様方が場所を伏拝王子跡周辺に移し、道普請(石畳の再生)を続けられました。今回は再度場所を女坂に移し、作業を行っていただきました。長きに渡り、参詣道の保全活動にご協力いただき、ありがとうございます。また次回も、本日の続きの作業?をよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後
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2018年04月19日

キャリエールホテル旅行専門学校【道普請】2018/4/19

 キャリエールホテル旅行専門学校の皆様方に、熊野参詣道中辺路(祓殿付近)にて道普請を行っていただきました。内容は、雨水により土が削られてしまった箇所への土入れ及び整地作業でした。
 参加された皆様は、まず熊野本宮館多目的ホールにて「世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』」の紹介ビデオをご覧になりました。その後、三軒茶屋跡からのウォーキングを行い、40分程参詣道を熊野本宮大社に向かって歩かれました。
 祓殿に到着すると、いよいよ道普請の開始です。まず熊野参詣道中辺路についてや道普請についての説明を聞いていただきました。真剣な眼差しで話を聞いているみなさんの姿が印象的でした。続いて、作業開始となり、土嚢袋に入った土を皆様で運んでいただきました。土置場から作業箇所までは約100m。約1トンの土を皆様で協力して運んでいただきました。4回または5回往復していただき、すべての土を補充することができました。土を運ぶ作業だけでなく、土嚢袋への土入れ作業や補充した箇所の整地作業も体験していただきました。たこを使っての整地作業では、7kg以上あるたこでドンドンと何度も突いて、しっかりと固めていただきました。
 道普請の後は、ウォーキングを再開し、熊野本宮大社へと向かって歩かれました。
 キャリエールホテル旅行専門学校様は、今回で4回目の道普請ウォークへのご参加でした。参詣道の保全活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後
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2018年04月18日

株式会社セールスフォース・ドットコム【道普請】2018/4/18

 株式会社セールスフォース・ドットコムの皆様方に、熊野参詣道中辺路(祓殿付近)で道普請を行っていただきました。内容は、雨水により土が削られてしまった箇所への土入れ及び整地作業でした。
 土置場から作業箇所までは100m程の距離でした。約1トンの土を土嚢袋に小分けして入れ、皆様で運んでいただきました。この土入れ作業も体験していただきました。何度か往復していただき、土置き場の土はみるみるうちに山がなくなっていきました。そして、無事に約1tの土を補充することができました。補充した所は、皆様で交代しながらたこでドンドンと突き固めていただきました。
 道普請の後は、ちょっと寄り道展望台へ寄られる方々と熊野本宮大社へ直接行かれる方々と二手に分かれ、ウォーキングをされました。歩きながら、春の日差しが眩しく新緑萌ゆる熊野の景色をご堪能いただけたことと思います。
 株式会社セールスフォース・ドットコムの皆様方は、今回で3回目の道普請ウォークへのご参加でした。参加いただいた皆様、参詣道の保全活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。またのお越しを心よりお待ちしております。
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道普請前
道普請後
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2018年04月14日

南海電気鉄道株式会社【道普請】2018/4/14

 南海電気鉄道株式会社の皆様方に、高野参詣道町石道(160町石付近)で道普請を行っていただきました。内容は、雨水により土が削られてしまった箇所への土の補充及び整地作業でした。
 参加された皆様は、まず九度山駅からウォーキングをされました。慈尊院から町石道を歩き、160町石付近まで約3.7kmを歩かれました。上り坂を歩き続けてすぐの作業でしたので、大変だったと思います。土置場から土嚢袋を手に作業箇所まで歩き、土が削られ低くなった部分へ土を補充していただきました。補充した個所は、たこを使って、皆様で交代しながら固めていただきました。
 南海電気鉄道株式会社の皆様は、今回で10回目の道普請ウォークへのご参加となりました。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全活動への継続した取り組みに心から敬意を表し、作業終了後に感謝状をお贈りいたしました。
 道普請の後は、展望台まで移動し、昼食をとられました。その後、道の駅「柿の郷くどやま」まで歩かれました。雨が心配されましたが、道普請ウォークの間は良い天気で、皆様気持ちの良い一日を過ごすことができたのではないでしょうか。参詣道の保全活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。またのお越しを心よりお待ちしております。
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道普請前
道普請後
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2018年04月07日

さわかみ一般財団法人【道普請】2018/4/7

 さわかみ一般財団法人の皆様方に、道普請を行っていただきました。予定では、熊野参詣道中辺路の伏拝王子跡付近にて土入れ及び整地作業を行っていただくことになっておりましたが、前日の雨で地面が濡れていたため、場所を変更して別の作業を行っていただくことになりました。
 行っていただいた作業は、袖摺り坂からちょっと見晴らし展望台へと続く上り坂の階段の横木の交換作業です。まず、横木や杭、かけや(杭を打つための道具)等の資材を祓殿から運んでいただきました。約600mの道のりで、しかも上り坂です。この作業もかなり大変でした。作業場所へ到着後、朽ちてきている横木・杭の交換をしていただきました。斜面での杭打ちは大変な作業ですが、力強い動きでどんどん作業を進めていただきました。途中で何度か、追加の資材を取りに片道約600mの道のりを往復していただきました。また、横木を交換したところは、土が流れ出ないよう石を詰めたり土を入れたりしていただきました。
 横木を交換設置した箇所は、全部で88箇所にもなりました。一日がかりの作業で、疲労も大きかったのではないかと思いますが、おかげでちょっと見晴らし展望台への道が、安全に歩けるようになりました。
 さわかみ一般財団法人の皆様方は、今回で13回目の道普請ウォークへのご参加でした。いつも参詣道の保全活動に積極的にご参加いただき、ありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後
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