2017年12月15日

田辺市立本宮中学校【道普請】2017/12/15

 田辺市立本宮中学校の皆様方に、熊野参詣道中辺路(三軒茶屋跡付近)で道普請を行っていただきました。熊野本宮語り部の会の皆様、本宮プロバスクラブの皆様方も協力に来てくださいました。
 雨水により地面が削られてしまった場所への土の補充、整地をしていただきました。土置き場から作業箇所までは100m程ありました。上り坂で、しかも土の量が4tもありましたので、大変な作業だったと思います。しかし、皆さん元気いっぱいで、40分程ですべての土を運び終えました。土を補充したところは、たこでしっかりと固めていただきました。皆さんの溌剌と作業をしている姿がとても印象に残りました。
 本宮中学校の道普請への参加は、今回で7回目です。統合前の三里中学校が9回で、道普請が始まった初期の頃から継続して道普請に取り組んでいただいております。場所については、三軒茶屋跡付近の参詣道を継続して補修していただいております。自分たちの地域の遺産を自分たちの手で守る。そのような素晴らしい活動を、先輩たちも行い、自分たちも受け継ぎ、また後輩たちへと引き継いでいく。すばらしい伝統だと思います。
 参加いただいた皆様、参詣道の保全活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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道普請前
道普請後
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2017年12月09日

一般財団法人和歌山県損害保険代理業協会【道普請】2017/12/9

 一般財団法人和歌山県損害保険代理業協会の皆様方に、熊野参詣道中辺路(伏拝)で道普請を行っていただきました。
 雨水により地面が削られてしまった場所に、4トンの土を補充していただきました。伏拝王子跡近くの土置き場から、土の入った土嚢袋を持ち、作業箇所まで運んでいただきました。作業箇所は、土置場から450mほど三軒茶屋跡方面へ行った所でした。196名の皆様の協力により、無事全ての土を補充することができました。3・4回往復していただいたので、歩いた距離もかなりあったと思います。土が入れられた所は、たこでしっかりと固めていただきました。大変な作業でしたが、おかげで傷んだ箇所がとても歩きやすくなりました。
 参加された皆様方は、道普請の前に伏拝口バス停から伏拝王子跡までを歩かれ、また、道普請後は、伏拝王子跡から熊野本宮大社までを歩かれました。果無山脈方面の山々は雪化粧をしていて、朝はかなり冷えましたが、陽射しが当たるとともに暖かくなり、気持ちの良い道普請ウォークになったのではないでしょうか。
 参加された皆様方、参詣道の保全活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。またのお越しを心よりお待ち申しております。
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道普請前
道普請後

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2017年12月06日

平成29年度保存活用団体連携促進研修事業

 今年度の保存活用団体連携促進研修事業(わかやま世界遺産地域交流会)は、那智勝浦町にて行われました。21団体・170名のご参加のもと、午前中は那智勝浦町体育文化会館で、午後からの現地研修は、場所を那智山に移して行いました。那智勝浦町での開催は、平成25年度以来2度目となります。
 この事業は、地域で活躍している参詣道保存団体・語り部団体の皆様方を対象に、日常活動している地域だけでなく、参詣道全体の理解と各団体相互の交流を深めるために平成18年度から実施しています。
 午前中は、講演『熊野那智大社御創建1700年を迎えて』(講師)熊野那智大社宮司/男成洋三氏、ならびに『西国三十三所草創1300年にあたって』(講師)那智山青岸渡寺副住職/高木亮英氏の各講演を実施いたしました。
 午後からの現地研修は、熊野・那智ガイドの会の皆様方にご案内いただき、昨年10月に追加登録をされた熊野参詣道中辺路「かけぬけ道」(那智山青岸渡寺と妙法山阿弥陀寺を結ぶ道)の一部を歩きました。11の班に分かれ、バスで那智高原公園に移動した後、1班から順にスタートしていきました。那智高原公園から滝見台に寄り、かけぬけ道へと入っていきました。そしてかけぬけ道を下り、那智山青岸渡寺へと向かいました。那智山青岸渡寺にてお参りをし、そして熊野那智大社を参拝し、そこから那智の滝前バス停まで歩いていただきました。
 本事業の開催にあたりご支援いただきました関係者の皆様方に、あらためて感謝申し上げます。また、ご参加いただきました各団体の益々のご発展と各団体の皆様方の益々のご活躍を心より祈念いたしております。
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2017年12月05日

日本航空株式会社【道普請】2017/12/5

 日本航空株式会社の皆様方に、熊野参詣道中辺路(祓殿)で道普請を行っていただきました。内容は、雨水により土が流れてしまった箇所への土入れ・整地作業でした。
 土嚢袋に入った土を、作業箇所まで運んでいただきました。土置き場から作業箇所までは50mほどありました。何度も往復していただき、1トンの土を補充することができました。補充した後、今度はたこで土を固める作業も体験していただきました。また、足踏みでも固めていただき、しっかり且つきれいに整地することができました。
 参加者の皆様は、道普請前に伏拝王子跡から祓殿までを歩かれ、そして道普請後は、熊野本宮大社までを歩かれました。天気も良く、気持ちの良い道普請ウォークをしていただけたことと思います。
 道普請ウォークにご参加いただき、誠にありがとうございました。またのお越しを心よりお待ちしております。
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道普請前
道普請後

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2017年12月02日

和歌山県警少年課【道普請】2017/12/2

 和歌山県警少年課の皆様方に、高野参詣道町石道(矢立付近)で道普請を行っていただきました。大学生サポーターの皆様を含め60名の皆様方にご参加いただき、1tの土を参詣道の傷んだ箇所に補充・整地していただきました。
 参加者の皆様はまず、町石道を大門から矢立まで約5.8km歩かれました。そして昼食後、道普請を行いました。土置場付近にて道普請についての説明を聞いた後、土を運ぶ作業をしていただきました。土置場から作業箇所までは上り坂が続き、200mほどありました。土嚢袋を持って何度も往復し、大変な作業でした。また、土置き場では、スコップで土嚢袋に土を入れる作業もしていただきました。土を補充した後は、たこでドンドンと突いて、土を固めていただきました。
 参加いただいた皆様、参詣道の保全活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。
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道普請前
道普請後

posted by 和歌山県世界遺産センター at 00:00 | 道普請