今回の道普請は、次世代育成事業の一環として行いました。午前中は壇上伽藍・金剛峯寺において和歌山県世界遺産マスターの方々と現地学習を行い、午後からは世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」についての学習をし、その後道普請を行いました。
道普請についての説明を聞いた後、まずは土の補充作業をしました。土の入った土嚢袋を持ち、土置場から作業箇所まで何度も運びました。また土置き場では、スコップで土嚢袋に土を入れる作業もしていただきました。土を補充した後は、たこでドンドンと突いたり、足踏みをしたりして、土を固め整地していきました。みんなで一生懸命土を運ぶ姿や、他に何かできることはないかと精力的に動こうとする姿が素晴らしかったです。
和歌山市立東山東小学校の皆さんは、初めての道普請ウォークへの参加でした。世界遺産に直接触れ、保全活動を自分たちの手で実際に行うという良い経験ができたと思います。参詣道の保全活動にご協力いただき、ありがとうございました。