今回は次世代育成事業の学習の一環として、道普請を行っていただきました。
伏拝王子跡から150m程三軒茶屋方面にいったところで行いました。雨水により地面が削られてしまっている場所に、1トンの土を補充していただきました。
伏拝王子跡近くの土置き場で土嚢袋に土を入れ、それを手に持ち作業箇所まで運んでいただきました。全ての土がなくなるまで、何度も往復を繰り返し、無事すべての土を入れることができました。また、補充した土は鋤簾でならし、たこでついて固めていきました。たこで土を固める作業も、生徒さんに体験していただきました。仕上がるまで何度もドンドンとつき、最後までよくがんばってくれました。おかげで土は良く締まり、終了後に行った熊野本宮大社までのウォークで現場を歩いた際には、自分たちの道普請をした所のきれいさに驚いていました。
新翔高等学校は、世界遺産センターが道普請を始めた頃から継続して道普請に参加いただいております。今回は、10回目の道普請ウォークへの参加ということで、作業終了後に感謝状をお贈りいたしました。継続した取り組みに、心から感謝しております。
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